イヤーパッド交換: Dell Alienware AW510H

こんにちは、まっぴぃです。

今日は、ほぼ雑記です。普段、自宅で使用しているヘッドセッド Dell Alienware AW510H のイヤーパッドを交換してみたので、その備忘録です。

このヘッドセットは 2019 年発売のものですが、私は 2021 年に購入して今日までずっと使用しています。在宅勤務で椅子に座って仕事をしている時や、オンラインでコミュニティ活動をしていたり配信活動をしている時は、できる限り有線のヘッドセットを使用するようにしていて、AW510H を使用している感じです。
2021 年から使用しているので、もう 3 年が経ち、純正のイヤーパッド部分がボロボロになってきたので交換したのですが、色々思うところがあったので記録として残してみます。

はじめに

私はそこまで音質とか、重低音がどうとか音響がどうとかは詳しくないです。自分が個人的にデザインやその他で気に入ったら購入して、普段気分で好きに使っているような人ですので、その点ご了承ください。
普段は

  • 有線ヘッドセット: Alienware AW510H
  • 無線ヘッドセット: INZONE H9 (FF16 モデル) または PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット
  • 無線ワイヤレスイヤホン: AirPods Pro 2

このあたりを使用しています。

外出時や出先で仕事をする際は無線ワイヤレスイヤホンが持ち歩きも使い勝手も良いので、初代 AirPods Pro からずっと AirPods Pro を使用していますが、家にいる時は基本、有線ヘッドセットとコンデンサーマイクを使用しています。
※コンデンサーマイクについては、過去の記事に紹介があるので興味あればそちらをご覧ください。

mappie-kochi.jp

純正イヤーパッドの状態

3 年間ほぼ毎日使っていると、外観などはまだ綺麗なものの、やはりイヤーパッドは破れなどが生じてきていました。
※使用感あるものなので、閲覧が苦手の人はご注意ください。

別にヘッドセットとして使う分にはまだまだ問題なかったのですが、イヤーパッドが汚いのも嫌で結構ボロボロだったこともあり、3 年ぐらい使ったし...と、イヤーパッド交換することにしました。

交換先のイヤーパッド

Amazon で眺めてみて、売っていた中華の代替品の中から 1 つ選ぶことにしました。
検索すると色々と代替品は出てくるのですが、冷却ジェルが入ったイヤーパッドというものがあったので、モノは試しで購入してみた感じです。

実際に届いたものはこんな感じでした。

表面は、やはり純正の方は Alienware なので六角形があしらわれていてかっこよかったのですが、中華の代替品はそういうのはなかったです。
ただ、冷却ジェルが入っている (らしい) ためか、中華品の方が耳に触れる部分の質感はしっとりさらさらで、質感は代替品の方が好きでした。
裏面は完全にほぼ一緒ですが、ヘッドセットと密着する部分の布の部分も違うし、やはり中華品は細かい部分で作りが荒いですね。

冷却ジェルの説明

冷却ジェルの説明として、なぜかスポイトが入っていました...なんで?って思ったら、イヤーパッドに水を垂らして冷却ジェルを冷やせって...

うん、これは使うことはないですね、速攻で捨てました笑
(電子部品に接してるものに水とか無理でしょ...しかも布もそこまでちゃんとしてるわけではないから漏れそう)

イヤーパッド交換

Alienware AW510H のイヤーパッド部分は、反時計回りに回すと取れる仕様になっているので、比較的苦労せずに外せました。
ただ、長年つけていたためか、かなり硬くなっており、取り外すのに少し力が要りました。
外した先にネジ穴とかがあるので、もし今後不具合とかが起きたりしたら、ここから中身を開けて修理もできそうです。

交換してみた結果ですが、やはり純正品とはちょっと違う、違和感みたいなものはありますね笑
でも、耳に充ててみた感じ、純正より装着感は好みでした。
冷却ジェル?があるためか、気持ちひんやりしているのも不快感とかはあまりなく、慣れればこんな感じかーってぐらいかなと思います。夏場使ってみるのが楽しみです。(それまでちゃんと耐久性があるかは不安もありますが...)

おわりに

Alienware は個人的に好きなブランドなのですが、2023 年に有線ヘッドセットは AW520H というのが出ているらしく、ちょっと興味がありますね...笑 ガジェットはいつになっても収集癖が止まりませんが、買ったからには、全部大切に末長く使用したいので、イヤーパッドも交換したし、今後も大切に使っていこうと思います。

macOS 愛好家の新たな挑戦: 30万円超えの高性能自作 Windows PC

こんにちは、まっぴぃです。

今日は、自作 PC の話です。久しぶりに 開発もゲームも配信もサクサクできる Windows PC が欲しい と思って新しく自作 PC を作ったので、その備忘録です。
実際に作ってみて、自分が次の自作 PC を作る際の注意ポイントも交えてまとめておこうというのがこの記事の趣旨なので、(自称) 自宅 PC ヲタクの方は優しく見てください。

まず初めに伝えておくと、私はそこまで自作 PC に詳しい人間ではありません。軽い趣味レベルでやっている人間ですので、構成がどうとか使っているパーツがどうとか細かいことはわかりませんので、予めご承知おきください。 しがない IT エンジニアが、「そろそろノート PC にも飽きたし、ゲーミング PC 的なものも欲しいな」と思って、自分のお財布が許す範囲内で作った内容をブログにまとめているだけですので、その点ご理解ください。

はじめに

私はもう 10 数年以上、macOS メインで生きてきた人間です。仕事もプライベートも Macbook で過ごしてきていました。
プライベートでは、最後の Intel Macbook Pro (Model A2251, 13-inch, 2020) を使用していますし、仕事では何台かの Mac を乗り換えてきていますが、最近は Macbook Pro (Model A2485, Apple M1 Max, 16-inch, 2021) を使わせてもらっています。

仕事では都合上、Windows も触るので仕事では Mac に加えて Windows のノート PC も持っているのですが、私物の Windows はしばらく持っていませんでした。(だいぶ昔に Surface Laptop が要らなくなって売却したのが最後)

ここ最近までは、特に Windows がないと困る、ということはなかったのですが、

  • Macbook Pro のスペックがつらくなってきた (配信や動画編集をするのがつらくなってきた、GPU 周りのスペック不足がきつい)
  • Steam でやりたいゲームのほとんどが Windows のみ対応だった
  • コミュニティ活動などもオンライン参加が増えてきたから、持ち運びを第一に考えなくてもよくなってきた

という背景があったので、いい機会だと思って自作 PC を久しぶりにやろうと思ったのがきっかけです。
(ちなみに最後に自作 PC を使っていたのは、たぶん子どものころ、実家にデスクトップ PC があった頃ですので、もう 20 年とか経つかもです)

構成

今回作成した自作 PC の構成をまず紹介します。

箇所 使用パーツ
マザーボード MSI PRO Z790-A MAX WIFI
CPU Intel Core i7-14700K
CPU クーラー DeepCool INFINITY SERIES LT720 WH
メモリ Crutial SDRAM DDR5-4800 32GB×2 (CT2K32G48C40U5)
Crucial PRO DDR5-5600 16GB×2 (CP2K16G56C46U5)
ストレージ Western Digital BLACK SN850X 2TB (WDS200T2X0E-EC)
Samsung 980 PRO with Heatsink 1TB (B09G6JDQNK)
Kingston SNV2S 500GB (B0BBWJH1P8)
グラフィックボード PNY GeForce RTX 4070Ti VERTO 12GB White Edition
電源 COUGAR POLAR 1050 CGR PR-1050
ケース MSI MPG GUNGNIR 110R WHITE CS8345
ファン CORSAIR AR120 RGB 120mm White (CO-9050169-WW)

基本的に、今回の自作 PC はパーツ一式をできるだけ白で統一できるようにし、CPU クーラーのファンは既定のものを付け替えるようにしています。 実際にできたものがこちらです。

マザーボード

今回は、Intel CPU を使用するつもりだったので、Z790 シリーズのマザボで色が白のものでそこまで光らないものを探していました。
ASUS や ASRock などいろいろみていましたが、MSI PRO Z790-A MAX WIFI を見つけて、過度に光ったりもしないしこれでいいか、となった次第です。

DDR5 対応、1 x PCIe 5.0 x16スロット& 1x PCIe 4.0 x16スロット搭載、Wi-Fi 7 対応、Bluetooth 5.4 対応、とスペック面も私の要望を満たしつつそこまで価格も高くなかったので、これを選びました。

CPU

今回は、いろいろ悩んだ結果、i9 ではなく i7 の 14700K を選択しました。

本当は i9-14900K か i9-13900K を考えていたのですが、昨今話題である Intel 13/14 世代 CPU の不具合問題に加え、Arrow Lake がデスクトップ CPU にも対応すると言われており、発売されたら乗り換えるつもりでいたので、現時点では i7-14700K で様子見で良いかな、となった次第です。 (13/14 世代 CPU の不具合に関しては、BIOS 側で 0x125 や 0x129、0x12b のマイクロコードパッチを適用すれば OK ではあるらしいし、無論すでに BIOS で公開されているものは速攻で適用済みですが、何があるかわからない今、最高位の Intel CPU を買うのを戸惑いました)

※CPU なら Ryzen だろ、という宗教論争は個人的には全く興味ありません。個人的には動画編集は Intel CPU の方が安定している (と思っている) ので、そもそも Ryzen を買うつもりはありませんでした。自分が好きなの使えばいいと思います。

CPU クーラー

色が白、かつ 3 連の 360mm 簡易水冷クーラーを探していたところ、TSUKUMO ex. で見つけたので購入しました。 2 万円切っているし、ラジエーターのファン部分は元々後述の別のものに変えるつもりだったので、これでいいかな、という感じです。

https://cdn.tsukumo.co.jp/image/item/6933412728108_1.jpg DEEPCOOL LT720 WH R-LT720-WHAMNF-G-1|ツクモ公式通販サイト

今のところ、負荷テストなどをしても全く問題なく冷却できているので、問題なさそうです。 1 点反省ポイントとしては、水冷ポンプが下側から出ているので、ラジエータ部分をケース内で縦に置く場合、ホースの配線的な部分に少し悩まされるかも、といったところです。 ラジエータ部分をケース上部か下部に配置する場合は、特に不都合なく使用できそうな気がします。

メモリ

メモリは特にこだわりもなく、Crutial でいいやと思って安い時に買っておいたものを使いました。

64GB 以上にはしたいと思って最初に買った PRO の方は、純粋に容量を見るのを間違って 16GB×2 で買ってしまっただけなので、本当は 32GB×2 だけでも十分なのですが、もったいないので差しているだけです。 でも、普通に 4 つ差しても BIOS からの起動も爆速なので、今のところは 16GB と 32GB の両方差したまま使用しています。
いろんな自作 PC 動画で、メモリを差せば差すほど BIOS の起動が遅くなる、という話を聞きますが、私の環境だと BIOS 起動から Windows 起動まで 1 分弱なので、言うてそこまでメモリ増えても問題なさそうな気はします。

ストレージ

500GB と 2TB の M.2 SSD は、自作 PC 向けに購入したものです。1TB のヒートシンク付きは以前 PS5 の拡張用として購入して使ったのですが、PS5 側はすぐに容量不足で 2TB に変えたために余ってしまっていました。マザボのスロットが余っていたので、ちょうどいいと思って一緒に使うことにしてます。
C ドライブとして Windows をインストールする SSD はチップセット経由で接続される部分に 500GB のものを差しています。CPU 直結スロットはデータドライブとして使いたいので 2TB の SSD を差しました。

やはり、データドライブとして使うものは Sequential Read/Write の数値が高い方が良いですね。Steam のデータとか動画編集データ用のドライブにするときはしっかり考えた方がいいと思います。

グラフィックボード

グラボは Radeon よりも NVIDIA GeForce がいい、という (個人的な) 思いがあったので、4070Ti 以上で白基調のものを探していました。 そこで見つけたのが PNY の RTX 4070Ti です。GPU にしては珍しく、ファン部分の RGB も無かったので、これだ、と思って買いました。

ケースファンとかは白で光らせたかった気持ちがあるんですが、GPU はあんまりギラギラと光ってほしくないと思っていたので、個人的には PNY のグラボ Good でした。 ただ、4070Ti シリーズからは重量が重いので支えとなる支柱が必要なのですが、この PNY の支柱は、ATX マザーボードをケースに固定するネジ穴 2 本を流用して設置するタイプだったので、そこはイケてないと思いました。別途で個別に支柱を購入して使用する方が良いかもです。

実際にこのブログを書いている時点でグラボを買うなら、RTX 4070Ti SUPER あたりがコスパいいと思います。私が購入した当時は SUPER が出る少し前に購入してしまったので、4070Ti になっていますが、特に不便はないです。そのうち余裕が出たら上位帯に買い替えるかもです。 4070Ti SUPER で白のやつだと、MSI GeForce RTX 4070Ti SUPER 16G GAMING X SLIM WHITE あたりが良さそうな感じはします。

電源

電源は、COUGAR Polar series 1050 を使いました。

https://cdn.tsukumo.co.jp/image/item/4541995035807_1.jpg COUGAR クーガー COUGAR Polar 1050 CGR PR-1050|ツクモ公式通販サイト

これは当時、特に目的もなく、「1050W のプラチナ電源で、出来るなら白で、いいのないかなあ」と TSUKUMO ex. にふらっと立ち寄った時に出会ったもので、最後の 1 個で残っていたのに運命を感じで即購入でした。買ってから 1 年ほど眠らせていたんですが、やっと活躍させることができてよかったです。

ケース

ATX マザーボード対応、かつ、白の 3 連ファンを付けられる白のケースを探していたところ、MSI MPG GUNGNIR 110R WHITE CS8345 を見つけたので選びました。 前面、および上部の吸気/排気部分にフィルターが付いているのはとても良かったです。

残念ポイントは、SATA SSD/HDD を入れる箇所の配置が ATX 電源の後ろのスペースになっている点です。ATX 電源のケーブル配線の邪魔になるので、私は外しました。
外すにはネジで取る必要があるのですが、これが結構面倒だったので、気をつけた方がいいと思います。

ファン

CPU クーラーのラジエーター部分のファンは別のものに交換しようと思っていたので、CORSAIR の 120mm ファン AR120 RGB に変えています。
想像よりも静音だったので、お気に入りになりました。

性能テスト

CineBench 2024

まあ、i7-14700K の性能にどこまで需要があるかはわかりませんが、こんな感じでした。
仕事で使っている Macbook Pro 16 M1 MAX より少し性能が良いぐらいだったので、全然不満はないです。

FF15 Benchmark

2K 高画質 ウインドウで実行しても とても快適 だったので、非常に満足です。やはり高画質ゲームやりたいなら 4070Ti ぐらいは最低でもないとだめですね。

ちなみに FPS は、時々 60 程度まで下がったりはするものの、平均 70~80 ぐらいを推移していたので、一人でゲームやる分には全然問題なさそうです。

Crystal DiskMark

CPU 直結で D ドライブとした Western Digital BLACK SN850X はしっかり速度が出ていたので、想定通りでよかったです。
データドライブとして使う想定なので、全然問題ないですね。

C ドライブでチップセット経由にした Kingston SNV2S は、基本 OS でしか使わないので、このレベルの M.2 SSD でも想定通り問題ないです。

E ドライブにした Samsung 980 PRO with Heatsink は、もともと PS5 の拡張ストレージとして使用していたのもあって Read の速度は速くて良かったです。

組み立て総額

さて、いくらかかったか、という部分も振り返っておきます。

パーツ 製品名 金額
マザーボード MSI PRO Z790-A MAX WIFI 33,919
CPU Intel Core i7-14700K 65,580
CPU クーラー DeepCool INFINITY SERIES LT720 WH 18,309
メモリ Crutial SDRAM DDR5-4800 32GB×2 (CT2K32G48C40U5) 26,288
メモリ Crucial PRO DDR5-5600 16GB×2 (CP2K16G56C46U5) 13,663
ストレージ Western Digital BLACK SN850X 2TB (WDS200T2X0E-EC)
Samsung 980 PRO with Heatsink 1TB (B09G6JDQNK)
39,331
ストレージ Kingston SNV2S 500GB (B0BBWJH1P8) 6,499
グラフィックボード PNY GeForce RTX 4070Ti VERTO 12GB White Edition 128,636
電源 COUGAR POLAR 1050 CGR PR-1050 17,091
ケース MSI MPG GUNGNIR 110R WHITE CS8345 12,236
ファン CORSAIR AR120 RGB 120mm White (CO-9050169-WW) 4,980
合計 366,532

...自作 PC パーツって、少しずつ買い替えたりして増えていくけど、ちゃんと計算したら意外とお金かかってますね笑

MSI の製品登録は CHK 確認が面倒

MSI 製品は、ネットで製品登録を行い、自分がこれまでに購入した各種 MSI 製品を管理することができるようになっています。

account.msi.com

※スマホアプリも対応しています

jp.msi.com

ただ、このサイトに製品を登録する際には、以下の 2 つの情報を入力する必要があります。

  • シリアルナンバー (S/N)
  • CHK 番号

この、CHK 番号が厄介で、製品本体や箱のラベルに記載がされており、商品ごとに固有の番号が記載されています。
マザーボードとかは、電源の 24 pin の横に記載されていたりして、探して確認するのに苦労しました。

MSI 製品を購入した際は、利用の前に、必ず CHK 番号まで確認してサイトに登録するのが良さそうです。 ※個人的に MSI のマウスパッドを購入しているのですが、製品一覧に登場するのに CHK 番号がどこにもなく登録できずに諦めているものもあります。 (CHK 番号本当に必要か??)

おわりに

やはり、それなりに高性能の PC 作ろうとしたら、30 万以上はかかるよね!という気持ちを胸に、大切に使っていこうと思いました。
(はやく新しいデスクトップ向け新型 Intel CPU 出てほしい今日この頃...Copilot+PC をデスクトップ PC で実現する日が楽しみです)

SwitchBot を使って合鍵なしに自宅の鍵を他人と共有してみた

こんにちは、まっぴぃです。

今日は、SwitchBot 関連の話です。
私は普段、生活の中で SwitchBot を多用しています。その中で、SwitchBot を使えば、スマホ 1 つで家の鍵を他人と共有することが簡単に実現できることを知ったので、紹介がてら実際どうなの?って部分を書いてみます。
正直、いくつかの部分で改善してほしいと思う部分があったり、そもそも機器買うのに安くはないお金を使うじゃん、というのはありますが、結論、余裕がある人はぜひやってみてほしいレベルの内容でした。

多分ですが、恋人だったり、子どもに対して物理の合鍵を渡さずに家の鍵を渡すことができるようになるので、今や子ども含め誰でもスマホを持つ時代、一定のメリットはあると思います。興味があれば、ぜひ最後までお読みいただき、ぜひご自身の環境でも試してみていただければと思います。

時間がない人向けの 3 ポイント概要

  • SwitchBot スマートロックを使用すれば、合鍵を作らずに他人と家の鍵を共有できる
  • 鍵を共有するには、SwitchBot アプリで共有専用のホームを作成しメンバーとして招待すれば OK
  • エントランス扉含め、リモートで鍵を開けれるようにする必要がある場合は SwitchBot ハブも購入必須

はじめに

私は普段から SwitchBot を多用していまして、家の電気やエアコンを操作したり、玄関ドアや賃貸マンションのエントランス扉などをボタン 1 つで自動で開けられるような仕組みを整えています。
そんな中、とある理由から自宅の鍵を他人と共有したい事案が出てきたのですが、自宅は賃貸マンションなため、契約の都合上、合鍵を作ることができませんでした。

そのため、どうしたものかと困っていたのですが、色々調べたところ、普段から利用している SwitchBot を活用すれば簡単に実現できるということがわかりました。
実際に試してみたところ、予想よりもかなり簡単に設置ができる上、(家主である自分も含め) 利用者視点でもかなり体験が良かったので、今回はその紹介をしつつ、勝手に SwitchBot 宣伝をしてみようと思います。

今回使った SwitchBot 製品

今回私が使った SwitchBot 製品は全部で 3 つです。1 つずつ紹介していきます。

SwitchBot スマートロック プロ (玄関ドア)

玄関ドアには SwitchBot スマートロック プロ を使っています。家の玄関ドアの鍵は 2 個あるので、2 つ購入して設置しています。

※一度に買う人向けのセット販売もある模様

指紋認証パッドもありますが、無くても普通に利用できるし、防犯上、マンションの共用部や野外で指紋や PIN コードで鍵を開けられるというのは危険なだけでリスクに見合うメリットがなので、私は購入していないし使う予定はありません。正直これは室内向けの製品だと思います。(パネルなので跡がつくためバレるリスクしかない)
専用のカードや NFC で開ける方法もあるようですが、専用カード取り出すくらいなら鍵を取り出すし、NFC は NFC で時間が遅いのも知っているので、より利用する価値をあまり見出せていないです。

なぜ通常のスマートロックではなく プロ を購入したか、ですが、これにはいくつか理由があります。

  • バッテリーの持ちが長い (270 日 vs 180 日) ※メーカー発表
  • バッテリーが取り外し可能 (残量が少なくなってきたら予備に入れ替えるだけで OK)
  • 解錠速度が速い (0.65 秒 vs 1.35 秒) ※メーカー発表

家の鍵を開けるのに、時間ってかかっちゃいけないと思うんですよね。早く家に入りたいのに、1 秒以上待たされるのは長く使っているとストレスに感じるものだと思っています。
家の鍵の種別が対応している & 私は 1 秒ぐらいストレスに感じないわ、って人はプロではなく普通のを買えばいいと思います。(が、多分使ってれば分かる、慣れるとイライラしてくるし、いざという時に急いでるのに遅い!となる)

ちなみに、プロのバッテリー部分を取り外した状態はこんな感じです。

基本は単 3 電池ですが、別売りの専用バッテリーを購入すると、270 日?ぐらい持つようですね。
ちなみに私は通常の電池利用をしていますが、100 均の単 3 電池で 1 日数回開閉して利用で、約 4 ヶ月間持ちました。 わざわざ充電バッテリーを買う必要もそこまで無いかもしれません。

充電バッテリーが欲しい方は、以下あたりをみると良いと思います。

SwitchBot スマートスイッチ (エントランス扉)

自宅は賃貸マンションで、1F にエントランス扉があります。無論、エントランス扉を通らないと中には入れません。
物理の合鍵を渡せば、エントランス扉も鍵で開けられるのですが、SwitchBot では簡単には同じことはできません。

そのため考えた結果、自宅の中にある エントランス解錠ボタンを SwitchBot スマートスイッチ を使って遠隔で押せるようにし、1F のエントランスから自宅の部屋番号を呼び出した際に SwitchBot アプリ経由で遠隔で家の中の解錠ボタンを押す動作を起動し、エントランス扉を開ける、という手法を取ることにしました。

これであれば、通常の訪問者と同様にエントランスから呼び出すことになるので、インターホンの機種によっては (昨今のインターホンはみんなあると思いますが) 部屋が呼び出された際の録画も自動で取れると思います。
そのため、いつ誰がエントランスのボタンを押したのかも映像込みで把握できるし、特に子どもとかに使わせる場合はいつ帰ってきたのかをインターホンの映像と SwitchBot の記録と突き合わせて確認することもできると思うので、意外といいんじゃないかな、と勝手に思ってます。

SwitchBot ハブ (エントランス扉)

上述の通り、エントランス扉の遠隔での解錠を実現するためには、上記スマートスイッチに加えて、SwitchBot ハブ (要 2.4GHz Wi-Fi 環境) が必要になります。
ハブ自体はいくつか種類がありますが、なんでもいけると思います。持ってない人は最新の ハブ2 か、コンパクトな ハブミニ を買えばいいです。
壁掛けをしたければ ハブミニ、平らなところに立てて使う & 温湿度計も一緒に使いたければ ハブ2 って感じになると思います。

ちなみに私は、後述の理由から ハブ2 と ハブミニ、両方持っています。
鍵設定などだけを他人と共有し、そのほかの SwitchBot 設定は共有したくないという場合は、SwitchBot アプリ上でホームを分ける必要があるため、それぞれのホームごとにハブが必要になるので、元々持っていたハブミニに加えて、ハブ2 を購入しています。

設置

玄関ドア

自宅の玄関ドアの鍵は MIWA製 U1 なのですが、問題なく取り付け出来ています。スマートロック プロの場合、しっかり鍵部分と密着して取り付けることが簡単に出来るので、かなり印象が良いです。

無論、上と下は連動して動きます。

取り付けた後は最高の使用感なのですが、結構苦労したのが設置です。
玄関ドアと鍵との距離を調整するために、付属のドライバーで一度、本体両サイドのネジ 4 本を外した状態で玄関ドアに行き高さ調整をした後、指定の高さでネジを締め直す、という作業がまずあります。

本体の高さ調整が終わったら、鍵を回す部分の取り付けです。
こちらのパーツは外すことができるので、付属のドライバーを使い、玄関ドアの鍵に合うようにネジで締め付けて固定した後、本体を接続します。
本体側とパーツが分かれているのと、後から本体を設置する方法のため、本体設置後に本体の鍵解錠のダイアルがスムーズに回るかを調整する必要があります。正直、結構これが大変で、下手に設置するとダイアル部分の回りが硬くなり、本体側が摩耗しやすくなってしまう可能性があると思います。

設置したら、まずはダイアル部分がスムーズに回るかをテストするのが良いです。(綺麗に設置できれば、スルスルとダイアルは回ります)
コツは、一番力がかかる鍵を回す際の中間位置(ナナメ)の状態のときに本体が左右に動くことなく、綺麗な位置に設置できているかを確認するイメージです。

エントランス解錠ボタン

スマートスイッチに標準で付属している両面テープで、エントランス解錠のパネルに貼り付けて使っています。

スイッチは 押すモード にしてあります。多少貼り付ける場所の微調整はしましたが、問題なくボタンを押すことができる位置に貼りつけています。

ハブ

設置はリモートボタンと安定して通信できる範囲なら、どこでも OK です。
ハブミニは後ろに壁掛け穴があるので、設置しやすいと思います。逆にハブ2は壁掛け穴がなく、スタンドが付いている感じなので、平らな場所に立てる感じですね。

※左が ハブ2、右が ハブミニ

ちなみに私は、有孔ボード (パンチングボード) があるので、そこにくっつける形で利用しています。
※ちなみに ハブ2 は、ハブミニの上に置いているだけなので安定はしていないです。マグネットはないので、壁掛けで磁石で安定させたいとかいう場合は裏面にコクヨのマグネットシールとか貼ると良いと思います。(なんで旧温湿度計とハブミニは壁掛けとかに対応できるのに、ハブ2 は裏面の機能がダウングレードしてんねん、ていう思いはいったん置いておきます)

ちなみに、可能であれば、スマートロック側とも通信できる範囲にあると良いです。Bluetooth 通信以外に、遠隔でも玄関ドアを開けられるようになります。
(玄関ドアの近くでアプリを使うと、接続がインターネットから Bluetooth に自動で切り替わります)

ハブは Wi-Fi 2.4GHz でしか接続できないため、多少の家の壁や障害物はあっても電波は届きやすいものになります。そのため、設置場所はそこそこ自由に選べるかと思います。
※ただし、電子レンジや一部工業製品などが発する電波に干渉されやすいため、それらの近くに置くのは非推奨

SwitchBot アプリ設定

設置が完了したら、SwitchBot アプリで各種設定をします。

SwitchBot

SwitchBot

  • wonderlabs, Incorporated
  • ライフスタイル
  • 無料
apps.apple.com

play.google.com

アカウント登録は Google アカウントでも出来るので、私は Google アカウントでやっています。

それぞれの機器の初期設定については、製品の取扱説明書に記載があるので、それを見れば大丈夫です。
玄関ドアの方は、ドア開閉時や鍵解錠後の自動施錠設定をちゃんと入れておくのをお忘れなく。

一部の設定だけを共有したい時はホームを分割して共有

他人と SwitchBot アプリ内で設定した各種項目を共有したい場合は、ホーム単位 で共有設定を行う必要があります。(ルーム単位での共有は 2024/8 現在では出来ませんでした)
遠隔操作が必要ない場合はホーム設定のみ分割で良いですが、今回は遠隔でエントランス扉の解錠ボタンを押さないといけないので、SwitchBot ハブも専用のものを用意する必要があります。(ホームを跨いでハブを設定することは出来ません)

そのため、共有したい SwitchBot デバイスと共有したくない SwitchBot デバイスが混在している場合は、共有用のホームを個別に作成した後、共有したい方のホーム側にだけ、相手を招待することになります。
共有種別は、管理者とメンバーの 2 種あります。単にデバイス利用を共有したいだけなら、メンバーで十分です。よくあるシーンも設定したものを利用させることができます。

support.switch-bot.com

共有の方法は、公式ページにも記載がありますが、メアドを指定して招待メールを送るだけです。相手側は SwitchBot アプリをダウンロードした後、ローカルアカウントを作成してログインするか Google アカウントなどでログインするだけで、こちらが共有した機器や設定を利用することができるようになります。

support.switch-bot.com

support.switch-bot.com

実際の使い方

使い方は簡単です。

エントランス扉を開けたい時

SwitchBot アプリを起動し、エントランスにて部屋の呼び出しボタンを押して呼び出した後、SwitchBot アプリでエントランス扉の解錠ボタンを起動するだけです。
※この操作を遠隔で実行する場合は、基本、SwitchBot スマートスイッチが SwitchBot ハブ経由でインターネットに接続されている必要があると思います。(多分)

※ちなみに、画面上部にある よく使うシーン は、黄色枠と同じ動作を設定しています。SwitchBot スマートスイッチには、スマートロック or スマートロック プロの方では使えない シーン追加 機能で好きな動作を組み合わせることができるのですが、これを作ると右上の小さいボタンを押さずに大きいボタンで利用することができるようになるので設定している感じです。(こういうのをスマートロックでも出来るようにしてください、SwitchBot さん)

玄関ドアを開けたい時

SwitchBot アプリを起動し、玄関ドアの前で、解錠ボタンを押すだけです。
※玄関ドア前であれば、Bluetooth 接続になるため、SwitchBot ハブが Wi-Fi 経由でインターネットに接続されていなくても利用可能です。

Apple Watch を持っていればさらに利便性が UP

SwitchBot アプリは Apple Watch アプリにも対応しています。それが何を意味するかというと、Apple Watch だけで上記のエントランス扉の解錠や玄関ドアの解錠が出来る ということです。(正直、この存在を知ってからは、Apple Watch の方で解錠操作をしていることが多いです)
最初にホームを選ばないといけない部分が少し面倒ですが、ホーム選択後はスマホ版の画面よりも比較的大きいボタン表示で解錠ができるし、スマホすら取り出さなくて良い っていう部分が快適すぎました。ぜひ Apple Watch 持っている人は試してみるといいと思います。
(Android でも似たようなことは出来るかもですが、私は Android を使ったことがないのでわかりませんので、誰か試してみてください)

iOS のウィジェット設定は無しで OK

iOS ならウィジェットにも解錠ボタンを配置することは可能ですが、これはスマホ紛失時のリスクが高すぎるので、やらない方がマシです。
アプリ開くのは対して手間じゃないので、リスクに見合わない設定は、自己責任でやってください。

おわりに

今回は、SwitchBot を使って合鍵を作ることなく、自宅の鍵を他人と共有する方法について紹介しました。
正直、最初は IoT とかあまり興味なかった人でも、スマホで設定から使い方までをレクチャーすれば、あっという間に慣れてくれましたので、スマホに抵抗がない人なら誰でも始められると思います。
自宅のお子さんや夫婦、カップルなどで、合鍵作りたくない/作れないけど鍵を共有したいな、って時がもしあれば、ぜひ SwitchBot を使ってデジタルに、スマホで同じことを実現してみてください!

PS5 の M.2 SSD 拡張ストレージを交換する際の注意

こんにちは、まっぴぃです。

今日は、Playstation 5 (PS5) 関連の話です。
1 年前に PS5 には M.2 SSD 拡張ストレージを買うべき、というブログを書いて 1TB の M.2 SSD 拡張ストレージを構成して PS5 を使っていたのですが、最近、その M.2 SSD の容量が足りなくなる事案がおきました。(積みゲーばかり増えている)

mappie-kochi.jp

本体ストレージも半分以上消費していたので M.2 SSD を 2TB のものに入れ替えようと最近対応したのですが、いくつか注意ポイントがあったので、備忘録を兼ねてブログに残してみます。

時間がない人向けの 3 ポイント概要

  • M.2 SSD のクローンで移行を行ってはいけない、必要なら外付け SSD を経由してデータ移行をすること
  • M.2 SSD 入れ替え時に外付け SSD を使用する場合は、現在差している M.2 SSD よりも大容量のものを使うのが better
  • M.2 SSD を USB 接続で使えるようにする外付けケースは PS5 では使えない可能性あり

はじめに

1 年前に追加した PS5 の M.2 SSD 拡張ストレージ (1TB) ですが、容量がいっぱいになってしまいました。最近のゲームは 1 作品で 50~80 GB くらい容量があるものが多くなってきたので、1TB じゃあっという間に容量が足りなくなるんですよね。

PS5 用の M.2 SSD を 2TB 以上のものに変えようかなと思って M.2 SSD を物色していた時、大好きな FF7 とコラボした Samsung の M.2 SSD 2TB (990 PRO with Heatsink) が販売されているのを知り購入ができたので、PS5 の M.2 SSD の交換を行うことにしました。

※まあ、FF7 コラボといっても収納 BOX がついているだけで、M.2 SSD 自体は通常のものです。Samsung は ELDEN RING とかいろんなゲームと似たようなコラボでこういった商品を出しているので、興味ない方は普通のを買えば良いです。

で、実際にモノが届いたので PS5 の M.2 SSD を差し替えようと思ったんですが、M.2 SSD を交換するだけの作業でもいくつかの点で苦労をしたので、自身の備忘録も兼ねてこの記事を書いています。

PS5 の M.2 SSD を交換する前の準備

結論から言うと、PS5 の M.2 SSD を差し替えるにあたっては、

  • 中身のデータを移すために、一時的に外付け SSD にデータを移動させる
  • 既存の M.2 SSD 内のデータは捨て、差し替えた後に再度ゲームデータなどを PS Store からダウンロードする

のどちらかを選択しなければなりません。
大したデータ量が入っていない M.2 SSD であれば後者を選択するのもアリですが、私の場合はほぼ 1TB のデータ量があったのと、かつネットから再ダウンロードするよりもローカルでデータ移動させた方がどう考えても効率的だったので、前者の 一時的に外付け SSD にデータを移動させる 方法を選択しました。

そのため、結果的には、以下の外付け SSD を購入しています。

この Crucial 外付け SSD、個人的にはおすすめです。半導体メーカーであるマイクロン (Micron) のコンシューマー向けブランドが Crucial ですが、Crucial は自作 PC などではメモリで有名なビックブランドですし、この SSD はサイズも小さく、I-O Data とかいうすぐぶっ壊れる外付け SSD よりも全然良いと思うので、外付け SSD の購入を検討している方は、一見の価値があると思います。
(なんか Apple Silicon の macOS では認識しないというレビューがありますが、私の家の Macbook Pro は最後の Intel CPU のやつなので実際はわかりません、Intel CPU Macbook Pro では普通に認識してます)

SSD クローンはやらないほうがいい

ちょっと知識がある方は、下記のような製品を使って M.2 SSD クローンで 1TB と 2TB の M.2 SSD をクローンすればいいじゃん、って思うかもしれません。でもこれはお勧めしないです。

そもそも SONY も各種 M.2 SSD メーカーでもサポートはしてくれないし、クローンを行った結果、2TB の M.2 SSD のストレージ領域が 1TB の M.2 SSD 相当で区切られ、2TB をちゃんと使えなくなる可能性があるので、やるだけ無駄と思います。(個人の感想)
他社のページとかでも同様の言及はされていたりするので、やりたい方は自己責任でやってください。

www.ratocsystems.com

またコピー元(ドライブA)のM.2 SSDより、コピー先(ドライブB)のM.2 SSDの容量が 1Byteでも少ないとクローンを作成できません。 また 1Byteでも多いとクローンを作成することは可能ですが、同 1Byte以上の領域が未割当てとなり、PS5で使用できません。

M.2 SSD から外付け SSD にデータを移動

M.2 SSD を 2TB に交換するために、まずは PS5 に差している M.2 SSD のデータを外付け SSD に移動させます。
特に難しい話ではないので詳細は割愛しますが、私の環境だと 3 時間くらいもあれば 1TB 弱は普通に移動させられました。移動させている間は PS5 はもちろん使えないので、遊んだ後とか、夜ゲームをやらない間とかにデータ移動させればいいと思います。

外付け SSD は専用フォーマットで 1 割ぐらい容量を奪われる

先述の Crucial 外付け SSD を USB Type-C ケーブルで PS5 に接続して専用フォーマットをかけたのですが、1割ぐらい容量を消費されていました。PS5 で外付け SSD を使用する際、容量には注意です。

上の M.2 SSD の写真と見比べればわかるのですが、私の場合、外付け SSD 空き容量 < M.2 SSD 使用容量 になってしまい、少し焦りました。幸い、本体ストレージ側に 100GB 程度の余裕があったので一部のゲームデータは外付け SSD ではなく本体ストレージに一時退避してなんとかなりましたが、本体ストレージ側に余裕がない人は注意です。

M.2 SSD ケースを使った外付け SSD 接続は相性があるかも

当初、私は未使用の M.2 SSD をいくつか持っていたので、USB Type-C 接続で使えるようにする外付けケースを使用して代替できないか、と思っていました。
結論、私が持っていた玄人志向の外付け SSD ハブは相性が良くないのか、PS5 側で識別をしてもらえませんでした。

この外付けケースは HDMI とか USB とかのハブ付きだったので良くなかったのかもしれません。以下のような純粋なケースだったら識別する可能性はあるのかもしれませんが、これだけのために無駄に購入する必要性もなかったので、私は試せていません。
誰か試してみたらブログとかで紹介するとニーズがあるかもです。

ちなみに PS5 では、外付け SSD の動作要件として以下の要件を求めているようです。

  • SuperSpeed USB 以降
  • 250GB 以上 / 8TB 以下の容量
  • 直接 PS5 に接続

容量は Western Digital の SN850X 2TB だから問題ないし、SuperSpeed USB については玄人志向の製品仕様には USB3.2Gen1 と書いてあるので、多分ハブ型のケースは直接接続していない識別をされてしまうのかな、と思っています。(違ったらすまん)

M.2 SSD 交換

実際に外付け SSD などにゲームデータを移動させて M.2 SSD の中身を空にしたら、PS5 の電源を OFF にして、基盤から M.2 SSD を外して交換します。
手順は先に載せているブログにも書いているので、興味ある人はみてください。お前の記事なんて嫌だ、って人は (なんでこの記事読んでるん、って言うのは置いておいて) ネットにたくさん記事が転がっているので好きなのみてください。何回も言う通り簡単作業です。

交換したのち、PS5 を起動したら、いつもの如くフォーマットが始まります。フォーマットが完了したら、ちゃんと認識されているか確認して、外付け SSD に一時退避していたゲームデータを M.2 SSD に再度移動させます。

使い終わった外付け SSD はちゃんと exFAT で再フォーマットするのを忘れずに

PS5 で外付け SSD を使用するには、専用のフォーマットを行う必要があります。そのため、使い終わった外付け SSD は exFAT 形式で再フォーマットしないと、PC などでは使えない状態なので注意が必要です。

PS5 のストレージ画面にて、[...] ボタンを選択し、[exFAT形式でフォーマット] を選択します。
いくつか確認がされるので、画面の通りに進めて exFAT 形式で外付け SSD はフォーマットしましょう。

フォーマット完了後、PS5 の画面上で拡張ストレージとしてフォーマットを求められれば OK です。

さいごに

PS5 の M.2 SSD 拡張は利便性も良く大変気に入っているのですが、大きい容量の M.2 SSD への交換を行う際は少し面倒でした。
お財布に余裕がある人は、最初から 4TB か 8TB の M.2 SSD を買うと良いですね。(まあ 4TB は今でも 5 万ぐらいしますが...)

まあ、ストレージ系は年々価格がお手頃になってくるようなものだと思っているので、そこまでって人は参考にしてみてください。

購入してよかった!2023年のベストバイチョイス10選

こんにちは、まっぴぃです。
今回は、自分の 2023 年の購入履歴を振り返る中で、購入してよかったと思うモノ Top 10 をランキング形式でご紹介したいと思います。
完全に個人の主観によるモノなので、その点はご容赦ください。

ランキング TOP 10

自動昇降デスク (Flexisport E7)

2020 年の COVID-19 流行に始まり、2023 年で COVID-19 が 5 類になった今でも、仕事は在宅勤務が基本になっています。(オフィス出社やサテライトオフィス利用も自由にすることは可能です)
これまでは LOWYA の L 字デスク を使用していたため、在宅での仕事中はほとんど椅子から立ち上がることがありませんでした。
その結果、腰痛がひどくなってしまい、一時期は整体に通うのが必須になるほど、腰を痛めてしまっていました。そんなこともあり、在宅時でも立って仕事をできるようにしようと思い、購入したのがきっかけです。
結果、自動昇降デスクに机を変えたことで、リモート会議や気分転換に立って仕事をすることが可能になったため、腰痛具合も多少改善しつつ、気持ち的な面でもリフレッシュできる場面が増え、普段の仕事における生産性がかなり上がったと感じています。(あくまで個人的意見です)

E7 の他に E8 というシリーズもありますが、私はお財布事情と足部分のデザインを加味して E7 の方を選びました。(USB-C がついているのだったら E8 を買ったかもしれない)
ちなみに、今は E7 の改良型である E7H というものも出ているそうです。

自動昇降デスクは前々から気にはなっており、いろいろなメーカーのものを見た結果、私は Flexispot E7 を購入しました。 なぜ数ある自動昇降デスクの中から Flexispot を選んだのかと言うと、その理由は 2 つあります。

  • 天板と足部分を個別で選んで購入ができる
  • 耐久性があり、耐荷重にも優れている
天板と足部分を個別で選んで購入ができる

私が Flexispot を選んだ最大の理由はこちらになります。セット販売だと天板の長さは 140 cm のものになっていますが、天板と板は個別に購入することも可能で、それにより、自分の好きな色・長さの天板の自動昇降デスクを買うことができます。
これまで、L 字デスクという長い天板で仕事をしていた自分にとっては、自動昇降デスクにすることで、天板の長さが短くなることによる机の手狭感をあまり感じたくないという思いがありました。そのため、セット販売されている 140 cm の天板ではなく、1 つ上の長さである 160 cm の天板を購入しています。
これがかなり正解だったと思っており、37 インチのモニタと 42.5 インチのモニタをそれぞれ 1 つずつ置ける長さになり、非常に満足しています。

耐久性があり、耐荷重にも優れている

仕事の都合上、マルチモニターで仕事ができることが机に求められる条件としてあったのですが、Flexispot E7 の耐荷重は 125kg とのことで、マルチモニター + PC + 周辺機器の組み合わせであっても、問題なく利用ができています。
また、自動昇降デスクのモーター部分に関しても、現在のところ、普段の利用には特に問題は起きていません。他の方のレビュー記事を拝見しても、数年使っても問題なし、といったコメントがよく見られたので、良いのではないかな、と思っています。

Flexispot は、調べるところによると中国に本社のあるメーカーとのことで、「中華製品って品質悪いんじゃないの?」と少し勘繰ってしまうところがありました。ですが、今のところは問題なく利用できていますし、特に不満はないです。

Anker 633 Magnetic Battery

私は普段、家で iPhone を充電する際は、ケーブル直差しが面倒なので、MagSafe 充電器しか使っていません。ですが、外出時に持ち歩くモバイルバッテリーはこれまで MagSafe に対応したものを持っておらず、モバイルバッテリーとケーブルを持ち歩かねばならず、不満がありました。
それを解決してくれたのが Anker 633 Magnetic Battery で、このモバイルバッテリー単体で iPhone を充電できるようになったので大変感謝しています。
10000 mA なので自分の使っている iPhone 14 Pro だと 2 回分より少し足りないくらいの充電量ですが、モバイルバッテリー自体もコンパクトで、FLEP STAND が後ろについているので充電しながら iPhone を立たせることもできるため、非常に満足しています。
今や、モバイルバッテリーを持ち歩くのは当たり前になった世の中で、微々たるものであったとしても、ケーブルレスに過ごせるというのは、個人的にかなり嬉しいことです。

それと、最近知ったのですが、このシリーズは後ろにスタンドがついていない Anker 334 MagGo Battery というのもあるようで、スタンドがいらないという人はこちらを買うのもありだと思います。

サルヴァトーレ・フェラガモ 小銭入れ

今年から長財布や二つ折り財布を使うのをやめ、カードケースと小銭入れで過ごすようになった私にとって、この小銭入れはとても良い選択でした。

今は基本カードか QR コード払いで現金をあまり持ち歩く習慣がなく、カードケースは持っていたものの小銭入れは 1 つも持っていませんでした。小銭入れにあまりお金をかけたくないと思いつつも、長く使いたいので安かろう悪かろうというものも使いたくなく、どれがいいかなと思った時に見つけたのが Salvatore Ferragamo の小銭入れです。
財布じゃなくて小銭入れに 2 万円かよ、と周りには驚かれたこともありましたが、財布の代わりに買ったものなので個人的には大変満足しています。

COVID-19 により、現金決済が嫌厭され、QR コード決済やクレカ/デビットのカード決済といったキャッシュレス決済が普及してくれたのは、個人的に非常にありがたいです。無闇に現金を持ち歩く必要もないし、財布をコンパクトにできるので、キャッシュレス決済が今後も主流になってくれることを願っています。(現金というキャッシュも時には大切ですけどね)

Elgato Wave Mic Arm LP

今年はマイクアームも新調しました。この Elgato のマイクアームを選んだ理由としては、以下の 2 つがあります。

  • アームの上部分がマグネットで着脱可能になっており、ケーブルを綺麗に収納できる
  • マットブラックを意識した洗練されたデザイン

今やマイクアームもピンキリでさまざまなものがありますが、安価なものだと、ケーブル部分が剥き出しだったり、アーム部分にバネを利用しており耐久性に難があったり、外観的もあまり好みでなかったり、となかなか良いものが見つからない状況でした。そんな中で見つけたのがこの Elgato のマイクアームで、気がついたら購入ボタンを押していました。

どうでしょうか、私は大変満足しています。実際に机に装着して使い始めたらテンション爆上がりしました。
マイクアームを始めてみたくて、何を購入しようか迷っている方は、ぜひ、Elgato のマイクアームを試してみることをお勧めします。

Audio Technica AT2050 コンデンサーマイク XLR

これまではエントリーモデルの AT2020 を使っていたのですが、AT2020 は単一指向性で向きがズレると音がこもっているように聞こえたりする点があり、単一指向/双指向/全指向をシーンによって切り替えられるものが欲しいと思っていました。そこで AT2020 の上位グレードである AT2050 へ買い換えを行った感じです。

AT2050 にはマイク自体にもノイズ低減や dB カットが付いているということで、(いったいどれだけの性能なのかは未知数ですが) これも買い換え時に好印象でした。
XLR コンデンサーマイクは PC で使うにはそのまま使えないため、別途、オーディオインタフェースを用意して繋げる必要があります。私は昔から evo 4 を使っています。次回はオーディオインタフェースの買い換えもしてみたいところです。

山善 有孔ボード マットブラック WJP-763RM(MBK)

これは、よくゲーミングデスクの紹介で一緒に表示されているような、デバイスウォールみたいなことをしたくて購入したのですが、結果、購入してよかったと思っています。

こんな感じで、机の横に立ててみたんですが、私が趣味で集めているスプラトゥーンの amiibo やゲームのコントローラーを飾って収納できるため、非常に満足しています。
今はできていませんが、もう 1 枚同じような有効ボードを購入して、2 つ並べてみるのも良いかな、と思っています。もう片方には、家の Wi-Fi ルーターとかつけてみるのもいいかな、というところです。

ちなみに、有効ボードに使っている樹脂フックは、以下を利用しています。

amiibo は無印良品の アクリルケース の裏面に コクヨのマグネットプレートを貼り付けたものを有効ボードにくっつけて飾っています。磁石もしっかりくっついており、全く問題ないです。

田窪工業所 トールワゴン ハイタイプ 幅15cm ホワイト NWH-150

これは、キッチンの冷蔵庫横のデットスペースを有効活用したくて購入したんですが、一長一短という感じではあります。
デットスペースを有効活用でき、ボトルや調味料などを収納できるため、買って損をしたとは思っていません。

ただ、1 つ残念な点を挙げるとすれば、重心が安定せず、グラグラ揺れやすい、というところです。収納するものや棚の配置を事前に考慮して組み立てなければならず、組み立て後は簡単に棚の高さを変更するのも難しいため、壊れたりした際に次も購入したいかな、と言われると少し微妙な感じです。

アイリスオーヤマ 加湿器 UHK-500-W

今年は数年ぶりにインフルエンザにかかってしまい、冬の乾燥する時期に部屋の湿度を一定に保つため、新たに購入しました。
最近の加湿器は上から水を投入できるというのが売りなのか、どれを買うか迷いましたが、別にスマホアプリと連動もする必要はないと思ってこちらを購入しました。
毎日水を 1 ~ 2 回ほど補充しているのですが、上の蓋を開けて給水用のバケツみたいになっているものをそのまま洗面所に持って行って給水するだけ、という感じで、非常に苦なく行えるので、加湿器も便利になったのだと実感しています。(蓋みたいなのをいちいち開け閉めしなくていいのは本当に楽です)

Rock Cloud アウトドアチェア 折りたたみ椅子

これは、ディスニーでの地蔵用に購入しました。背もたれがない分、長時間の座りは辛い面もあるのですが、収納時のコンパクトさと重さが 500ml のペットボトル と同等という部分で即買いでした。
結論、持ち運び時も嵩張ることなく、ディズニー以外でも普通に利用できるため、外出時などは重宝しています。

ちょうど家に 500ml のペッドボトルがなくて、クレラップで代用していますが、大きさはこんな感じで、非常にコンパクトなのがお気に入りポイントです。

ディズニーで地蔵する際、時と場所、体調の具合によって椅子も選択できるようになるのはかなり良いです。しまう際もすごく簡単にまとめられるため、コスパは良いと思っています。
(無論、パレードやショーの時に椅子は使えずしまうことになるため、レジャーシートやマルチクッションも常に持ち歩いてはいます)

ゼンハイザー MKE 200 MOBILE KIT

これも、ディズニーでのパレードやショーの撮影向けに買ってみました。スタンドというよりは、iPhone での動画撮影時のマイク音質を向上させたくて購入しました。
これを購入した時って、確か、ディズニーシーで ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~ が始まった頃 でして、夜でも綺麗に撮影できる iPhone 14 Pro でビリーヴを撮ってみたくて、どうせなら音質も良くしたいと思ってポチった記憶があります。
ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~は 1 度観たら感動してすごく好きになり、観れるなら何度も観たいと思えるのですが、冬などは日の入後の極寒の中で待機しないといけないので、次は暖かい来年の夏頃にまたゆっくり鑑賞したいと思っています。(笑)

結論、購入してどうだったんだという話ですが、音質は向上して iPhone で撮影したとは思えないくらい音質はクリアになりました。ですが、よくよく考えれば、高画質・高音質な動画を撮りたいのであれば、一眼レフや 4K ビデオカメラとマイク買ってやればいいじゃん、という話なので、あくまで iPhone での動画撮影のためにこれを買う意味はあまりなかったかもしれません。(ズームイン/ズームアウトは iPhone 触ってやらないといけないのは不便ですし...)
ただ、最近の iPhone は最早ビデオカメラか、という性能をしていますので、iPhone でなんでもやりたいという方にとっては良いものかもしれません。(私は最近は滅多に使わなくなってしまいました)

ただ、これは別の使い方もできるのを最近発見していまして、それは、Microsoft Teams や Zoom の Web 会議に参加できるスマホ端末に装着し、中継カメラのような使い方ができる、という点です。
現地参加とオンラインの同時開催 (ハイブリット) が可能になった今日では、現場の雰囲気を少しでも感じたいということで、現地の中継やインタビューなどをスマホを使って行う時がたまにあります。その際、通常のスマホのマイクではなく、ゼンハイザーのマイクを装着することでノイズ低減をしつつ音質を向上させ、時にはスタンドで定点カメラ的にも利用できるということで、当初は想定しなかった活用の道が出てくるのでは、と思っている次第です。

まとめ

今回は、私が 2023 年に購入したモノの中で、これが TOP 10 かな、というものをご紹介させていただきました。2023 年もあっという間で、Amazon や楽天の購入履歴を見ると、こんなモノ今年買ってたなあ、というものまで出てきて、これは無駄遣いだったとか、これは良い買い物だったという良い振り返りができました。
みなさんは今年 1 年いかがだったでしょうか。来年は今年よりも良い年になることを願って、年越しを迎えたいと思います。

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買ってよかった2023